クレジットカード現金化を検討しています。
だけど、悪徳業者もいると聞いて正直不安です…。
はじめまして。クレジットカード現金化のアンサー現役スタッフ小高です。
たしかに、クレジットカード現金化業者の中には悪徳業者も少なくありません。
悪徳業者を利用してしまった結果、詐欺被害や危険な目に遭うなどのトラブルに発展する可能性も。
とはいえ、ご安心ください。
この記事では、現役の現金化業者がクレジットカード現金化の悪徳業者と優良店の見分け方を解説しています。
実際の被害事例や詐欺手口もご紹介しているので、悪徳業者の危険を未然に防ぎ安全な現金化が実現できますよ。
クレジットカード現金化の悪徳業者の6つの被害事例と詐欺手口
クレジットカード現金化の悪徳業者の7つの被害事例と詐欺手口は以下の通りです。
悪徳業者の被害事例と詐欺手口はこんなあるんだね…。
事前にどんな被害事例や詐欺手口があるか確認しておけば被害を未然に防げますよ。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
実際の換金率が低かった
悪徳業者の被害事例として最も多いのが想定よりも「実際の換金率が低かった」という被害です。
ひどいね!『換金率=入金額』じゃないの?
いいえ、実は違います。
クレジットカード現金化では換金率に対して手数料がかかるので換金率が低くなるのは一般的なんです。
しかし、手数料の相場は10~20%であるのに対して悪徳業者は30~50%以上の手数料を請求してきます。
高額の手数料を請求された結果、実際の換金率が著しく低下してしまうというわけです。
特に換金率99%などと謳う業者は不明瞭な手数料を請求され、最終的な換金率が50%前後まで引き下げられる可能性もありますので注意しましょう。
個人情報を悪用された
業者へ申し込む際に提出した個人情報を悪用される被害事例も少なからず存在します。
具体的な個人情報の悪用事例は主に次の通りです。
- クレジットカードの不正利用
- メールアドレスを利用した現金化サービス以外の勧誘メール送信
また、他社の噂を耳にする中では第三者への個人情報売却といった手口も存在するようです…。
クレジットカード現金化では業者にメールアドレス、電話番号だけでなくクレジットカード情報も提供する必要があるので信頼できる業者選びを徹底しましょう。
現金が振り込まれなかった
クレジットカード決済を行ったにも関わらず、現金が振り込まれなかったという被害事例です。
現金が振り込まれないなんてことあるの?
即時入金を謳っているにも関わらず、何らかの理由を付けて入金までの期日を先延ばしにされ、最終的に連絡が付かなくなるようなケースもあります。
運営者情報が記載されておらず、創業年数や口コミも少ない業者にありがちな詐欺手口です。
業者を利用する前には、クレジットカード現金化の悪徳業者と優良店の見分け方にあるような運営実績や運営元の確認を行うようにしてください。
融資の勧誘を受けた
クレジットカード現金化サービスを提供している業者にも関わらず、融資の勧誘を受けたという被害事例も。
特にクレジットカードのショッピング枠が残り少ない方がターゲットにされます。
うたい文句としては「お客様のショッピング枠は残り少なく、現金化できたとしても少額になります。現金化ではなくご融資であればショッピング枠以上の現金をお渡しできますよ」といったトークがありがちです。
クレジットカード現金化は融資ではなく、あくまでも商品の販売と買取による現金化サービスです。
現金を得るサービスではありますが、直接的な融資は行っていないので勧誘されても断りましょう。
闇金に誘導された
融資の提案と似たような事例ですが、他社闇金への誘導事例もあります。
ショッピング枠が少ない方やクレジットカードが決済できなかった方が主なターゲットです。
基本的に他社へ誘導してくる事例はすべて闇金への勧誘と思って間違いありません。
闇金は高額な利息や実現不可能な返済期日、厳しい取り立て等トラブルがつきものですので甘い誘い文句には乗らないようご注意ください。
キャンセル料をだまし取られた
クレジットカード現金化ではカード決済前であればキャンセル可能であり手数料もかかりません。
しかし、本来ならば無料で出来るはずのキャンセルにも手数料を請求してくる悪徳業者もいます。
特に初めてクレジットカード現金化する方は知識がないため、キャンセル料をだまし取られてしまうことが少なくありません。
キャンセル料がだまし取られそうになったらどうすればいいの?
前述した通り、クレジットカード決済前であれば業者の費用負担がなくキャンセルが可能であることを強く主張しましょう。
クレジットカード現金化の悪徳業者の摘発事例
悪徳業者も野放しにされているわけではなく、摘発され悪徳業者も徐々に減少傾向にあります。
クレジットカード現金化の悪徳業者の摘発事例は以下の通りです。
架空の取引で違法な高利貸を行った
まずは、実際の商品売買を伴わない架空の取引で貸付を行った業者が逮捕された事例を紹介します。
クレジットカードの買い物利用枠を使って実質的に違法な高利貸をしたとして、警視庁は、「安心くん」など五つのサイトで客を勧誘していた運営会社「トラストオブファイブ」=東京都世田谷区=の社長、藤田幸夫容疑者(41)=世田谷区=ら計7人を出資法違反(超高金利)容疑で逮捕し、27日発表した。法人としての同社も同容疑で書類送検した。
捜査関係者によると、同社はカードの買い物利用枠を「現金化」する業者。現金を必要とする客に対し、架空の取引によるカード決済をさせ、決済額の一部をキャッシュバックした残りの差額を得ていた。警視庁は、キャッシュバック分は実質的に客への貸し付けにあたり、決済額との差額分は違法に高い利息だったとみている。
総額23億円「貸し付け」か カード買い物枠「現金化」業者を摘発 [東京都]:朝日新聞デジタル
クレジットカード現金化では、オンライン・オフライン問わず実際の商品売買があることが前提です。
逮捕された業者は商品の売買があるように見せかけ、カード現金化サービスを提供していました。
前述した通り、クレジットカード決済前であれば業者の費用負担がなくキャンセルが可能であることを強く主張しましょう。
商品価値の著しく低いものを購入させた
続いては商品価値の著しく低いものを購入させ、逮捕された事例です。
クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法で事実上のヤミ金融を営んだとして、警視庁生活経済課は5日、東京都台東区の貴金属販売会社「インフィニティ」の元代表で飲食店経営、橋本幸治容疑者(41)=板橋区仲宿=を出資法違反(高金利、脱法行為)の疑いで逮捕した。
(中略)
橋本容疑者は融資を求める客に1個30~120円のおもちゃのネックレスなどを宅配方式でクレジットカードを使って数千円~百数十万円の高額で購入させた上、カード会社から入金される代金の一部を差し引き、残りの金を客にキャッシュバックする方式で、カードのショッピング枠を現金化していた。
カード現金化、出資法違反容疑で初摘発 警視庁 都内の業者 – 日本経済新聞
ほとんど価値のない商品を購入させる行為が貸金業に当たるとして逮捕されました。
このように違法な方法で現金化サービスを運営する業者との取引はその他のトラブルリスクも高く危険です。
おかしいなと感じる点があれば利用を控えましょう。
クレジットカード現金化の悪徳業者とトラブルになったときの解決策
もしも、悪徳業者とトラブルになったらどうすればいいの?
悪徳業者とのトラブルになった時の解決策として考えられるのは、以下の3点です。
国民生活センター・消費者生活センターに相談する
クレジットカード現金化業者とのトラブルに遭遇した際、国民生活センターや消費者生活センターに相談することが効果的です。
国民生活センターや消費者生活センターは消費者の権利を守るための相談窓口を提供しており、専門的なアドバイスやトラブル解決の支援を行っています。
相談は無料で、匿名での相談も可能です。
実際のケースに応じて、適切な対応策や法的措置のアドバイスを受けることができるでしょう。
以下に、それぞれのお問い合わせ先情報を載せておくのでなにかあった場合は利用してみてくださいね。
お問い合わせ先 | 参考HP | |
---|---|---|
お昼の消費生活相談窓口 | 03-3446-0999 | https://www.kokusen.go.jp/soudan/ 国民生活センターがお昼(平日11時から13時まで)に行っている「お昼の消費生活相談」を案内 |
土曜・日曜・祝日に利用できる相談窓口 | 東京 03-5614-0189 | https://www.kokusen.go.jp/map/weekend_madoguchi.html 土曜日、日曜日、祝日に消費生活相談を受けられる電話番号を案内 |
大阪 06-6203-7650 | ||
北海道 011-612-7518 | ||
消費者ホットライン | 03-3446-1623 | https://www.kokusen.go.jp/map/ 日本全国のお近くの消費者生活相談窓口をご案内 |
警察は現金化被害には対応してくれないケースがほとんど
クレジットカード現金化に関連するトラブルでは、警察が積極的に介入するケースはほとんどありません。
警察には頼れないの?
警察は犯罪行為に対してのみ対応可能で、民事不介入の原則により消費者トラブルには介入しないことが一般的です。
例えば、顧客がサービス利用後に高額な手数料を請求されたとしても、当事者間の契約に基づくものと見なされ、民事不介入の原則により警察は介入できません。
現金化サービスが詐欺行為に発展するケースもありますが、これが明確に詐欺であると認定されるまでには、具体的な証拠が必要です。
クレジットカード現金化に関連するトラブルに遭遇した場合、警察ではなく、消費者生活センターや弁護士などの専門家に相談する方が適切な対応を期待できるでしょう。
クレジットカード会社に相談するのはNG
クレジットカード現金化の悪徳業者とトラブルになった場合、カード会社に相談するのはNGです。
そもそも、カード会社は現金化目的でクレジットカードを利用することを利用規約で禁止しています。
カード会社に相談してしまうと、現金化行為がバレてしまうためペナルティが課せられるでしょう。
カード会社に相談して現金化行為がバレると悪徳業者トラブルとペナルティが同時に負担となるので、他の解説策を優先するべきです。
クレジットカード現金化の悪徳業者と優良店の見分け方
悪徳業者がいるなら業者を使わないで現金化したほうが良いのでは?
たしかに、クレジットカード現金化を自分でやる方法も存在しますが、手間やリスクの観点からおすすめしません。
以下の悪徳業者と優良店を見分ける方法を押さえれば、安全で効率的な現金化が可能ですよ。
優良業者 | 悪徳業者 | |
---|---|---|
実際の換金率高い/低い | 70%以上 | 50~60%以下 |
カード事故の有無 | なし | あり |
運営実績 | 5年以上 | 5年未満 |
会社概要 | 法人 | 記載なし |
以下で詳しく解説していきます。
入金ベースの換金率をチェック
クレジットカード現金化業者を選ぶ際、入金ベースの換金率をチェックすることが重要です。
入金ベースの換金率ってなに?
入金ベースの換金率とは、換金率から手数料を引いて手元に入金される金額のことを言います。
例えば、換金率90%で手数料が20%の業者の入金ベースの換金率は70%です。
入金ベースの換金率相場は60~70%なので「換金率60~70%を下回る場合は悪徳業者、上回る場合は優良店」である可能性が高いでしょう。
換金率99%など異常に高い場合は注意が必要で、隠れた手数料がないかも慎重に確認することがおすすめです。
カード事故の有無
業者選びの際には、過去にカード事故を起こしたことがあるかどうかを調べることも有効です。
カード事故が多い業者は、カード利用停止対策やセキュリティ対策が甘い可能性があります。
具体的には、業者の口コミをチェックしカード事故がないか注意深く見てみましょう。
運営実績があるかどうか
長期にわたる運営実績がある業者は、一般に信頼性が高いとされます。
運営歴が長いということは、多くの顧客との取引を経て、業務の安定性や信頼性を築いている証拠です。
最低でも5年あれば十分な運営実績と判断できます。
運営実績の確認は、業者選びの際の重要な判断材料となるでしょう。
法人が運営しているかどうか
法人が運営しているかどうかを確認することも、業者の信頼性を測る一つの方法です。
法人が運営している業者は、その事業が法律に基づいた適正な管理のもとで行われていることが期待できます。
一方で運営者情報がない業者や個人名で運営している業者は責任の所在が不明瞭になるリスクがあるでしょう。
クレジットカード現金化業者を調べる際は、法人が運営しているかどうかもチェックするようにしてくださいね。
クレジットカード現金化の悪徳業者の実態が気になる人によくある質問
クレジットカード現金化の悪徳業者の実態が気になる人によくある質問は以下の通りです。
クレジットカード現金化は本当に安全なの?
クレジットカード現金化は適切な理解と知識があれば安全に利用できます。
今回解説した悪徳業者と優良店の見分け方を知ることも現金化を安全に利用するための知恵のひとつです。
ただし、間違った理解や事前知識がない状態での利用は業者とのトラブルやカード会社からのペナルティなどの観点から危険と言わざるを得ません。
クレジットカード現金化の不安解消ページでは安全に現金化サービスを利用するための記事をご紹介していますので、よろしければご参考にしてみてくださいね。
クレジットカード現金化で後悔するのはどんなとき?
クレジットカード現金化で後悔するのは主に
- カード会社に現金化がバレたとき
- 期待していた換金率より低かったとき
- 高い手数料が取られたとき
後悔してからでは、取り返しのつかない状況にまで陥ってしまう可能性もあります。
クレジットカードを現金化する際は、知識を深めてからの利用がおすすめです。
以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね。
クレジットカード現金化で利用者が捕まることはある?
クレジットカード現金化で利用者が捕まるリスクは極めて低いといえます。
ただし、カード会社に対しての詐欺罪や横領罪に当たるという見方も専門家の間では議論されていることも事実です。
クレジットカードで購入した商品は、代金が完済されるまでクレジット会社に所有権があり、これを転売することは、「横領罪」に該当する可能性があります。
また、現金化のためにクレジットカードで商品を購入する行為は、クレジットカード会社からお金を詐取する行為として、「詐欺罪」に該当する可能性があります。
クレジットカードのショッピング枠現金化にご注意|松谷司法書士事務所
とはいえ、クレジットカード現金化サービスが始まってから約20年の間で利用者が逮捕された事例はひとつもありません。
したがって、クレジットカード現金化で利用者が捕まる可能性は限りなく低いといえるでしょう。
クレジットカード現金化は悪徳業者を避けて優良店を利用しよう!
クレジットカード現金化の悪徳業者の被害事例や詐欺手口、トラブルになった際の解決策などを解説してきました。
クレジットカード現金化は、悪徳業者の存在に目が行きがちですが優良店を利用することでトラブルなく安全な現金調達が可能です。
最後に悪徳業者と優良店の見分け方をおさらいしておきましょう。
- 換金率が70%以上かどうか
- カード事故の有無
- 5年以上の運営実績はあるか
- 法人が運営しているかどうか
今回の内容を参考に、賢くクレジットカード現金化を活用してみてくださいね。
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